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免疫力UP　高学歴、仕事中毒の人ほど、認知症は急速に進む。

2020.05.08

自然治癒力整体　新リンパ療法　カイロプラクティックを行うウェルネス整体院です。

 

最近、アメリカでアルツハイマーと学歴の関係について衝撃的な論文が発表されました。これによると、高学歴、仕事中毒の人ほど認知症になりやすいというのです。

その論文によると、高学歴の人は認知症の発症自体は遅いものの、いったん症状が現れると、急速に進行するとされています。

その内容は、「学歴の高い人は脳に認知予備力があるため、認知症の病変に長期間耐えることができるが、疾患の進行がこの予備力を上回ると、その後の精神機能の低下は加速される。このため医療関係者は、高学歴の人ほど認知症が予想以上に早く進行する可能性があると認識しておくべきである」と指摘しています。

世界を見渡しても、イギリスのサッチャー元首相、アメリカのレーガン元大統領、フランスのシラク元大統領などが次々と認知症を発症しています。

この論文の中に出てくる認知予備力とは、脳神経細胞同士のつながりの多さを示すもので、簡単に言えば脳の余力のことです。

体力で言うと、高齢者になるほど日常生活に必要な体力は何とか保持できますが、余力ほとんどなくなってしまいます。

ただ体力は高齢になって鍛えれば余力が生まれるように、この脳内ネットワークも強化できるのです。脳は使えば使うほど知識習得などに用いた細胞の数が多くなり、それがネットワーク化して行くのです。だから常日頃からいろいろなことに興味を持ち、絶えず脳を働かせていれば、認知予備力も強くなり認知症にはなり難くなるのです。

 

参考文献　Vol,２０