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歩く平均歩数の多い人ほど体脂肪が減少。
- 2020.01.15
脳調整 新リンパ療法 経絡ツボ療法を行うウェルネス整体院です。
歩くということは大きな筋肉を同時に使い、神経も総動員します。その結果、エネルギーもたくさん使います。脂肪燃焼に必要な酸素を充分に摂取できる有酸素運動ですから、エネルギーの原料となる体脂肪を使いやすいのです。つまり、体脂肪を効率よく消費できるダイエットにも有効な運動と言えるでしょう。
実際に、一日の平均歩数の多い人ほど、体脂肪が減少する傾向が統計的にも実証されています。
人間にしても、三十代の後半にもなるとコレステロールや中性脂肪などが気になり出します。実際にその頃から血中脂質がじわじわと血管にダメージを与え始めるのです。
そして、これといった自覚症状は現れませんが、高血圧や動脈硬化、肝臓障害、糖代謝異常などのリスクがじわじわと忍び寄ってきます。ところが毎日ウオーキングを続けていると、体脂肪の燃焼によりそうしたリスクの軽減が期待できるのです。
他にも、うつ病や認知症予防にも効果が認められ、骨粗鬆症や筋減少などの老化対策としても有効。厚生労働省のメタボリックシンドローム対策として出されている運動指針の中でも、「速歩」が薦められているほどです。
移動手段のほとんどを自分の足に頼っていた江戸時代以前には、現代の生活習慣病などほとんどありませんでした。その事実こそウオーキングがいかに健康にいいかを物語っているでしょう。
人間の筋肉はその約七十%が下半身に集中しています。それは、重い体重を支え、歩行をスムーズにするためです。四足歩行から二足歩行へと移行した人類の進化の結果です。
歩くという行為は移動の手段ですから、歩けなくなると日常生活に支障が生じてしまいます。そうしたじたいをふせぐためにも、ウオーキングはもっとも適した方法なのです。ウオーキングは、心身バランスも整えてくれるのです。
参考文献 WCI Vol,22
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